利益とお金の関係
従業員にとって一番大切なことは会社が安定的に存続し続ける存在であること。
そのために会社の資金が効率的に回っていることが重要になります。
TNC「お金の使い方」チーム担当の脇本です。
TNCの理念については既にHPやほかのメンバーのブログで記載された通り
従業員とその家族を大切にする健全性を持ち、誰もが働いて幸せになる「いい会社」を作る
お手伝いをすることです。
TNC「お金の使い方」チームは会計、税務のプロである税理士や私のような金融機関出身者という
お金の専門家が集結しています。
『道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である。』
これは二宮尊徳翁のお言葉です。
会社経営において、
利益は大切ですが、そこに理念がなければ犯罪なのです。
理念は大切ですが、利益がなければ寝言なのです。
では、利益とは何か。
利益とは売上から経費(費用)を引いた差額のこと。
単なる概念でしかないのです。
大切なことは利益の裏付けとなるお金が回っていること。
ビジネスは投下した資本(お金)が製品、商品に変わり、売掛金を経て増えて手元に
戻ってくることを繰り返し行います。
ここで大事なことは投下した資本が増えて戻ってくるということ。
儲かってまっか、とは聞きますが、
利益出てまっか、とは聞きません。
あくまでキャッシュが大事なのです。
黒字倒産という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、利益が出ていても会社は倒産します。
でも、お金があれば赤字でも会社は存続できるのです。
当ブログでは皆さんが決算や金融機関との取引などにおいて普段悩んでいるような身近な話題や
専門家、実務者ならではの経験に基づいたお役に立つ情報を発信していきます。
今後の予定(仮題)
・金融機関との取引の仕方
・情報開示はどこまで、何のため、信用格付け、資金繰りの考え方、
・銀行の稟議書について
・赤字補填借入の怖さ
・投資と利益
・企業と会計ソフト
従業員、その家族が安心して働くことのできる「いい会社」を作っていくにあたり、
その基盤、根っこに当たる「お金の使い方」「管理の仕方」などで支援していきます。
今後の情報発信に是非ご期待ください。
(脇本裕正)
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