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経営の意思決定を補完する会計・財務の知識は必須!

TNC「経営者のお金の使い方」チーム担当の税理士の岩﨑と申します。

TNCでは「いい会社」を目指す又は経営をする会社を応援しています。

いきなりですが経営者の役割とは何でしょうか???

ひとつに会社を継続・発展させることにあります。

会社の継続・発展には、様々なステークホルダーが(利害関係者)が関与します。従業員、協力会社、顧客、地域社会、銀行、経営者、株主などなど。会社や組織がどのように成長していくかは経営者の意思決定が重要になってきます。

短期的思考と長期的思考

経営者の意思決定は短期的思考と長期的思考から考えられます。

例えば会社にとって短期的な売上を追うよりも長期的な視点に立って人材を育成するとか、あらゆる選択肢が仮定できます。

日々、経営者の仕事は意思決定の連続です。数多い選択肢の中から最善と思われる意思決定を行うこと、「エイヤー!」だけでは・・・

ビジネスにリスクはつきものです。未来を見つめながら現状の行動をどのように行うか。

経営者のカンや度胸、経験にだけに頼らない、「会計」や「財務」といった数字で裏付けられた客観的な情報により現況を知るということこがとても重要です。

経営判断によるリスクを勘案しながら、短期的思考と長期的思考の両輪で意思決定を行う情報として経営者には「会計や財務の知識」が求められるのです。

アイデアとビジネスモデルにも投資という意思決定がある

ビジネスは有望なところに資金が集まります。

ゼロからイチを生み出すアイデアにより、他社には真似のできないビジネスモデルが価値を生みます。

資金調達能力の高い会社は、「お金」により行動を加速することができます。

人が必要なのか、設備が必要なのか、広告宣伝が必要なのか、ビジネスがマネタイズ(収益化)するまでに投下する資金が必要なんですね。

改めて経営者のお金の使い方は、会社の継続・発展に多大なる影響を及ぼします。

そのためにも経営者の会計の知識と財務戦略がどうしても必要なんですね(#^.^#)

あとがき

税理士という仕事を通して様々な会社の会計・税務・財務を見る機会があります。

私たち税理士は税金の計算をするのが生業です。税金の計算は会社の1年間の経営成績である損益計算書に基づいた利益から税金の計算をします。

短期的思考に陥った場合の税金計算は、その年度の税金が安くなればいいという判断をしがちですが本来は長期的思考も視野に入れて会社の財務戦略までしっかりと経営者の方と創造することが重要と思います。自戒の念を込めて短期的思考と長期的思考を補完するのが会計・財務といった知識です。

「経営者のお金の使い方チーム」では、皆様にお役立ちできる情報を随時発信したいと思います。

今後とも宜しくお願い致します\(◎o◎)/!

(岩﨑恭男)

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