モノづくり は ヒトづくり
質問:日報(交換日記)ってどうなのよ?
回答:結構いいですよ!
最近、お伺いしている会社では、
社員さんが日報(交換日記ともいう)を書き続けています。
デジタルが主流になりつつある時代ですが
あえての手書きです。
(会社の他の業務は、デジタル化を絶賛推進中です。)
社員さんによっては、記載内容が多かったり少なかったり
内容が濃かったり薄かったりとそれぞれの色(やる気度合い?)が出ます。
社長さんが毎日読んでコメント入れるのですが、
内容の充実度合いは、書き手(コメント書く社長さん)のやる気にも影響します。
手書きの日報なんて、このご時世に・・・若い人が書くのかな?
といった声も聞こえそうですが、
案外、若手の日報は内容も充実しています。
日報開始当初、入社後まもなくは、つたない内容だった方の日報が、
充実の一途。
日報が充実している方は、社内ミーティングでも積極的に発言されます。
(以前は、社内ミーティングは昼寝の時間だった方です)
仕事やモノづくりに興味あるのかよくわからない感じだった方が、
いろいろなものに意欲・興味が出てこられたようで、
日報に改善に関する事項が書かれるなど、やる気が感じられる内容が増えてきました。
(いいことばかりを書いていますが、相変わらずな日報を書く方がいることも事実です。
コメント書きようがない日報は、結構大変です。社長さん、お疲れ様です。)
ここまで来るのにかなりの時間を要しましたが、
ようやく日報が定着。
若手を中心に伸びしろが見えてきます。
(若手ではない方々(おじさんたち)にも、かなり伸びしろあります!)
日報で成長が感じられるのはいいですね。
若いからデジタルが良い、なんて決めつけずに、
アナログのツールなんていかがでしょうか?
文字、内容に勢いある時は、
“燃えてるな~”
全く逆で勢い無いときは、
疲れてるの?悩み事?
なんてことも結構わかりやすいです。
社員の”熱さ”も”冷め具合”もわかる交換日記(日報)
ノート代×社員さんの人数
難しいセミナーに行かなくても、”ヒトづくり”はすぐに開始できます。
自分の一日を振り返り文字化する。
積みあがったノートの数は、「がんばった私・やっているな俺」がわかりやすく、
成長具合はと思ったときは、昔の日報ノートを読み返す。
ふりかえりやすさも秀逸です。
ヒトづくりは「急がば回れ」、小さいことからコツコツと。
ぜひ!!
田水 達郎
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