同じ1時間?
TNC「経営者のお金の使い方」チームの森久です。
経営者ならずとも、時間はお金と同じく大切なものです。
同じ1時間ならば効果的で効率的な1時間を過ごしたいと誰しも思うでしょう。
『朝の1時間は夜の1時間よりも尊い』
そんな言葉をよく耳にしますが、本当でしょうか。
これは私の経験です。
子どもが生まれたときに、すべての家事を手伝うのは現実的に難しいため、
朝との夜どちらに家にいる時間を増やしたほうが良いか妻と話し合いました。
食事やお風呂、寝かしつけなど家事の多い夜の時間帯に家にいてくれると嬉しい、
というのが妻の希望でした。
しかながら現実的に管理責任や業務もあり、毎日定時に帰ることは難しそうです。
私は、『朝の出勤を1時間早める』ことにしました。
急ぎでない仕事は翌日朝に回して、夜の時間帯に1時間早く帰宅できるように努めました。
もちろん上司とチーム全体には自身の状況と考えをしっかりと共有しました。
朝の時間帯を1時間増やして変わったことがあります。
・夜更かしをしなくなった
・朝食をしっかりとるようになった
・出社時間をずらすことで交通渋滞も回避でき、通勤時間が短くなった
・早朝に落ち着いて行動計画を立てることで計画的な一日を過ごすことが出来た
・早朝の静かな職場と冴えた頭で業務に集中することが出来た
・自身が知らない時間帯に社内で動いている人がいることを知り感謝が出来た
・夕刻以降の会議や相談が減り、前もっての予約や打診が増えた
・チーム全体の残業が減った
・夜の家事や子育てを共有することが出来た
結果としてチーム成績も増やすことが出来ました。
なにより、自身の働き方を理解してくれた上司とチームに感謝の気持ちが強くなりました。
すべての職種や状況で出来ることではないかもしれませんが、
私の場合はかなり有効な方法でした。
『朝の1時間は夜の1時間より尊い』
経験上、この言葉は本当だと思っています。
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