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「資金計画を作成しましょう」

従業員にとって一番大切なことは会社が安定的に存続し続ける存在であること。

そのために会社の資金が効率的に回っていることが重要になります。

TNC「お金の使い方」チーム担当の脇本です。

 

私は社会人生活を銀行を振り出しに、外資系生保、保険代理店、損害保険会社、

運送会社(保険代理店兼安全担当)、鋼管メーカー(管理部門)、鋼材流通会社

(管理部門)という職歴で、運送会社までは営業でしたが、その後のここ10年近くは

金融機関での経験や個人事業者をしていたことを生かして管理部門に従事しています。

 

管理部門を担当している(していた)会社において重要視しているのは資金管理。

中小企業なので、この点は社歴がどれだけ長くても強くはありません。

逆に、資金管理の手法を導入すれば、経営もしやすくなり安定します。

 

年間の資金計画を立てることができれば、いつ資金が必要になるのかが

わかるので、取引金融機関には〇月に○○百万円必要ということを年度初めの

資金計画表とともに説明します。

金融機関は自行の約定返済額などを勘案して、〇月の資金需要に応じたいという

要望をもらったり、シェアアップを狙っている場合など、約定返済額以上の

貸出しになるよう申し入れをしてきたりと。

 

前提には、業績が安定していることは必要だと思いますが、年間の資金計画を

実績を基に、業績計画(予算)を見ながら年間で立てることは重要です。

この数値は実績が出る度に予実の差を分析していき、半年で変更することもあります。

その時は、金融機関に再度修正計画を提出し説明すればいいだけのことです。

余程おかしな数値にならなければ、金融機関は態度を硬化することはありません。

逆に大幅に狂っているのにそれを説明せずに、急に借入を要請する方が信用を

なくします。

 

ここにおいても、金融機関とのコミュニケーションは大事で、しっかりと信頼関係を

構築しておく必要があります。

 

 

(脇本裕正)

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