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企業文化の醸成について

TNC「経営理念チーム」担当の青木です。

今回は「企業文化の醸成について」お伝えします。

企業文化は、社風や風土のことです。

その会社独自の空気感です。

新しいことにチャレンジしやすい会社もあれば、

堅苦しさはあるけれども嘘偽りのない「正さ」がある会社もあります。

働いている人がニコニコしている会社もあれば、

キビキビとしている会社もあります。

 

どの社風が正しくて、どの社風がいただけない、

なんてことはありません。

どの社風も、それがその会社の強みなのです。

 

そして、社風は創り上げていくことができます。

今はダラダラとしているとしても、

経営者がこういう会社にしたい!として

そうなるべく行動していけば、

少しずつ変わっていくものなのです。

 

企業文化は、お客様やお取引さまの影響を強く受けます。

例えば、値引きばかり要求してくるお客様の下請けの会社ですと、

そこには諦観が漂ってしまうことは想像できると思います。

 

反対に、伊那食品工業のように

まずは自社が値引き要求をせず、適性な価格で購入し、

自社もまた値引き要求に屈せず適性な価格で販売していれば、

もっといい製品を届けようと活き活きと働く風土が想像できるでしょう。

 

業界の影響も大きいです。

自動車業界などは、完全なるヒエラルキーがありますので、

そこで独自の企業文化を醸成することは難しくなります。

どうしても上位の社風に引きずられてしまいます。

物流業界、鉄鋼業界も、業界影響が大きいとされています。

 

でも、そこに係わる全部の会社の企業文化が

業界に引きずられているのでしょうか。

そんなことがないことも想像できると思います。

 

そして、自社が生き残るためのイノベーションは、

業界の外から生まれるのです!

業界の中だけで四苦八苦していてはなりません。

自社の経営理念を引っ提げて、他の業界を見聞してみるのです。

(自社の経営理念を引っ提げていくことが重要です!

ただ見聞しても、自社には活かせませんよ!)

 

自社の業界で当たり前だと思われていることが

全くあたりまえなことではなかったり、

絶対に無理だと思っていたことが、

あたりまえのように実行されていたり、

気づきがたくさんあると思います。

 

経営者と談義するだけではダメです。

経営者の役割の一つに、「交流」がありますが、

それよりも現場に行き、そこで働く人を見たり、

さまざまな施策を見て来ることが肝要です。

 

そして、今まではできないと思っていたことで、

且つ、在るべき姿だと思えることがあったら、

それを経営理念に反映させてください。

 

そこから醸成されていく企業文化は、

きっと自社の業界にとって光輝くものになるでしょう。

 

醸成された企業文化というものは、

誰にも真似することはできません。

企業文化を構成している社員さんたちが違うのですから。

一朝一夕に醸成されないのと同じように、

一朝一夕にマネすることも、追いつくこともできません。

そこは、企業文化はブルーオーシャンの源泉に成り得るのです。

 

企業文化は働く人の共感が紡ぎ出していくものとも言えます。

みんなで同じことに共感しているからこそ、

それが文化となり不可侵のことになっていくのです。

そして、それこそが強みにまで発展していくのです。

 

私たちの会社でも、できそうなのではないか?

と感じて頂けたなら、是非行動に移してください。

 

まずは、どんな会社にしたいのですか?

どんな会社で働きたいのですか?

 

「働いて幸せになる」ことができる、

「物心両面の幸福をもたらす」企業文化とは、どのようなものですか?

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