「仕組みと経営」という2つのキーワード
近森正昭様にお話をお伺いする中、業務量を見極めて人が対応出来る時間と業務の配分を計算する事が重要。
また、その業務量と時間を管理して重労働環境を改善するという仕組みがしっかり整える環境を上の人間がしっかり考慮していると言う点は
医療従事者も仕事をしやすい環境下で業務に集中出来るというのが挙げられると思います。
その点では病院を経営するという事が今回の訪問で特に気づかせて頂いた事だと思っております。
また、チームで取り組むという点も採算を考慮すると言う点では非常に参考になりました。収益、仕事環境(業務量)、時間帯の3 点で考えた上で最適な選択を行っている
それが果たして日本全国の病院で同様の取り組みを行う事で改善される事が多々あるのではないかとも思いますしいい意味で患者を見極める(どの対象の方に医療を施すか)というのも救急の患者を主に対応されているという点で
一般的なイメージでは
医師、看護士に対して
「分かりやすい、丁寧な対応」を求める傾向が強いのが現状だと思われます。
コミュニケーションロス、業務量過多など本来の病院の目的である患者を治すという事に対して患者側の求める認識の違いを今回の訪問を通じて医療も経営であり、心の部分のみを医師、看護士に求め続ける事によって生じる課題を仕組みで解決しているというのを感じました。
最後に
病院に経営が必要という事で
近森病院様の様に経営者がいる(経営感覚を持った方がいる)とそうでない事では全然違ってくるという事を確信しました。