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「いい会社」はすべての経験がいきる

みなさんこんにちは。

TNC人づくりチームの長瀧(ながたき)です。

毎年5月の第2日曜日は「母の日」ですが、みなさん、お母さんに感謝の気持ちを伝えましたか?カーネーションを贈ることで感謝の気持ちを伝えることが習わしとなっていますが、私が住む大阪は緊急事態宣言下で大型商業施設が休業中ということもあり、あいているお花屋さんが限定的でした。

いつもお世話になっているお花屋さん。

母の日前にお店が密になることを避けるべく、5月そのものを「母の月」とし、5月はいつでもお母さんに感謝を伝えようというキャンペーンをされています。なんとも大阪商人っぽい気がしますが、あながちそうでもないんです。

キリスト教では5月は「聖母マリア月間」で、マリア様へのお祈りを捧げる一か月とされています。なぜ、5月がマリア様の月なのかは諸説あるようですが、5月は花々が美しく咲く月だということもその一つのようです。

さて、TNCのメンバーにも働くお母さんが多数在籍しております。

私もその一人で、毎日子育てという答えのない問いに向き合っています。経営者の悩みと似ているかもしれません。

今春中学生になったばかりの娘がおりまして、ちょうど今朝、「学校に行きたくない・・・」と泣き出しちゃいました。行きたくない理由を聞くと、その気持ちもわかるけど、半分は本人のわがままでした。「お互い様の気持ちで我慢するところと、主張するところと考えないといけないな~」という話をしても、頭では理解していても思春期が故に素直に受け入れらない、といった感じでしょうか。

「よし!じゃあ、あなたが行かないなら私が行く!中学時代の授業うけて勉強したいし!!!」と張り切る私をみて、「おいおい、そんなことしてくれたら今後、学校でやりにくいじゃないか・・」とわれに返ったのか、学校へ行くスイッチが入ったんです。とはいえ、まだ入学したてだし、慣れなない部分と、コロナ禍のストレスを敏感に感じている部分も心配だったので、学校まで一緒に行くことにしました。仕事だからと娘を放っておいて後で後悔することになるのもいやだったので、大幅な一日の予定変更を選びました。(特段ご迷惑をおかけするお相手がいなかったのが救いでした。)

無事に登校する様子を見届けて、ふと。

私がもし、どこかの会社に所属する従業員さんだったら・・・

年次有給休暇(午前休)を使うのかな?

突然、今日の午前中休みます!が通用する会社なのかな??

年次有給休暇を使うとかそういう話じゃなくて、職場の仲間に迷惑かけるよね!?

などなど、たくさんの妄想が頭の中を駆け巡りました。

「うちの会社は子育て中の方も働きやすいです」というPRを見かけますが、多くは小学校就学前の小さなお子さんを想定していることが多いです。すごく素敵な会社の取り組みだと思いますが、小さいうちは腕力で何とかなるんです。

極論、「保育園にいきたくな~~~い」でも、パジャマのまま抱っこして保育園に預けちゃうことは可能ですが、思春期となるとそうはいかない。中身が半分大人、半分子ども。よーく話を聞いて、共感する部分と、教えないといけない部分と混在していて、本人が納得、反省、安心・・のうえで、「よし!」と思わないと動かないので、時間がかかる。。

女性従業員さんで、お子さんがいらっしゃる場合、その子が社会人として独り立ちするまで会社も子育てに参加する!という気概と寛容さが「いい会社」をつくっていくには必要だなと、今日は身に染みて感じました。

「育児は育自、子どもを育てることで、自分を育てる(成長させる)」と娘がお世話になった幼稚園の園長先生のことばを励みにしていますが、本当に、子どもと関わることで新しいものの見方や気づきが毎日たくさんあり仕事にもいかされています。

子育てで少し止まったキャリアデザインの時間は、のちのお仕事に大きな影響(効果)を与えることは間違いないです。仕事と子育てに悩む皆さん、不安にならないでくださいね。

経営者のみなさま、どうかあたたかく見守ってください。従業員とその家族の幸せは、会社の幸せです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

長瀧真実

 

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